「生命の進化の物語」1曲目
「生命の萌芽」と題した1曲目。意味のある詩がなく、全てオノマトペのような無意味な音節の羅列で歌われます。
ただし、内容としては、太古の海の中で多くの有機物が合成され、それらが組み合わさってついに自己複製の力を持つまでに至る、生命誕生のプロセスを表現しています。
冒頭は"混沌"を表す不気味なピアノ低音の繰り返し。そして、その上にのる旋律の断片。それらは絡み合いながら、次第に位相を合わせていきます。そのうねりが頂点に達した時、ジャズ的なビートに乗ってフーガが始まります。フーガはDNAが子々孫々と受け継がれるために自己複製している様子を模しています。その後、テンポは遅くなり、壮大な生命讃歌のモチーフへと繋がります。
全体的に、ポリフォニックな作りとなっており、純器楽的な雰囲気を持っています。全曲の中で、音楽的に最も複雑で、また密度が高いと言えるでしょう。


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