July 19, 2008

Macでのお気に入り

4ヶ月ほど前にiMacを買ったことは既に書いた通り。その間Windowsでやっていたことを徐々にMacに移してきましたが、最近ついにEメールをMacにコンバートしました。
Outlook Express からMacの"Mail"へのコンバートは、直接は出来ないのだけど、一度中間フォーマットとしてUNIX系の.mbxファイルに変換する、という方法があることを知りました。早く知っていれば、すぐにでもやってたのに・・・。

そんなわけで音楽系は全て、E-mailとWeb閲覧はほぼMacで作業しています。今、WindowsでやっているのはOffice系、画像スキャン、オーディオ録音、ホームページのHTML編集といったところ。細かいところはまだまだWinが必要だけど、日常的なことはほぼMacで足りるようになってきました。

それはともかく、Macで今ちょっとしたお気に入りになっているのは、Word of the Day というスクリーンセーバー。これは標準で入っているものの一つなのだけど、結構観ていて飽きないし勉強になります。
どんなものかというと、海底のような青い背景の中に、単語が現れ、国語辞典のようにその単語の読みと意味が現れるというモノ。この言葉が毎日違っていて、しかもやけに古めの(自然に関する)言葉ばかり。古き良き日本語を厳選するというコンセプトが、(アメリカ製の)Macなのにも関わらず心憎く感じます。
ますますMac派になっている今日この頃なのです。(実は iPhone 3G も予約してしまった)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 13, 2008

芸術論〜人々は何を芸術に求めるのか?

人々は何を芸術に求めるのか?
もちろんこんな大層なことを、学術的にきちんと論じようとすれば、全ての芸術や宗教や哲学などを総括するような、大変な論文になってしまいます。なので、あくまでシンプルに私の思いつきの考えを書き連ねてみましょう。
私の思うのは以下の三つです。
 1.人々は芸術に刺激を求める
 2.人々は芸術に新しい精神的な体験を求める
 3.人々は芸術に共感を求める

刺激というのは、簡単に言えば、日常と違うこと、そしてその違いに驚くこと。普段聴くことの無いような大音響はもちろん刺激だし、迫力のある映像、極彩色の映像、思いもつかない言葉の組み合わせ、常識を外れた行動、等等。何しろ、刺激とは普段とは違う何かです。
人間というのは本当に不合理な生き物です。生きるだけならおとなしく食べ物だけ食べていればいいのに、なぜ好奇心なんてものがあるのでしょう。いつも何か刺激が無いと生きていく活力が得られないのですね。お祭りのような非日常的な空間を作るのもその証拠のように思えます。
しかし、この刺激というのは一種の微分係数のようなもので、一度刺激を与えたモノを連続して与え続けると、それに慣れてしまい刺激で無くなってしまいます。さらに別の新しい刺激を人々は欲するようになるのです。

新しい精神的な体験とは何か?
例えば、宇宙旅行をしたり、古い王国の王様になったり、異国を放浪する旅人になったり、私たちは芸術を鑑賞することによって、普段の生活で得られない出来事を擬似的に体験します(した気になります)。小説、映画、演劇、オペラなどなど、ストーリー性のある芸術作品では、観客は自分自身を主人公に投影して、その世界観に没入し、そして主人公の心情を擬似的に体験したような気になり、それが気分を高揚させます。

最後の共感ですが、もちろん上記のような精神的体験から共感を得ることもあるでしょう。
しかし、もう一つこの共感を広義に捉えるなら、作品の中に自分の考えと共通する部分を見つけ、それを一緒に鑑賞する人と共有することによって、その思想をより強固なものにしていこうとする心境とでも言ったらいいでしょうか。
誰しも、自分と同じ考えを持った人がいるのは大変嬉しいことです。共感とは簡単に言えば、ある種の仲間意識のようなものです。自分と精神的に共通している誰かがいる、ということが自身が生きることに大きな安心を与えてくれるのです。

ということで芸術に求めるものについて、刺激、体験、共感、という三つのキーワードを提案してみました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 10, 2008

アフタースクール

内田けんじ監督の非常にトリッキーなストーリーを持った映画を観ました。
基本的に途中からのどんでん返しがこの映画の魅力なので、ネタバレを書いてしまうわけにはいきませんが、本当に騙されました。これは面白い。
映画だからこそできるトリックです。この系譜としては、「シックスセンス」なんかが代表的ですが、あれはあくまで最後でのどんでん返し。ストーリの中盤から、あれ、あれ、どうなってるのー?と何度も頭を捻らせながら観るのは新鮮な体験。しかも、後々考えてみると、前半の仕掛けに思わず唸らされてしまいます。

最近、邦画でも脚本がしっかりしていて、さらに観る者を驚かせるような作家性の高い映画が増えてきました。三谷幸喜モノはもちろんのこと、去年の「キサラギ」なんかもそういった感じの映画。
ようやくハリウッド映画の面白さに近づいてきた感じです。もちろん、未だにぐだぐだな脚本なのにアイドルを使ってヒットしてしまう映画もたくさんありますけど、こういった映画が注目を集めるようになって嬉しい限り。

芸術性というと、どうしてもシリアスさや格調高さ(文芸風というような)に向かいがちだけど、エンターテインメントを極めながら練りに練った技巧的な内容で楽しませることも芸術性の一つとして評価されるべきだと私は思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 05, 2008

YouTubeに器楽曲をアップ、再び

早速、新音源を用いて曲を作ってみました。どんなすごいもんだろう、とあまり期待されると困るのだけど、今回はその曲の紹介をしましょう。

曲は、ここのところ作曲していなかった「仮想楽器のためのアンサンブル」を、久しぶりに作曲。
編成はいつも通りの5声の仮想楽器、形式もまたまた変奏曲です。今回のポイントは、いくつかポピュラー風のリズムを用いて変奏しているというところ。クラシックっぽい雰囲気とは離れますが、より聞きやすい音楽になっていると思います。
最初にしっかり考え設計した上で書き始めていたこれまでの書き方に比べると、今回はかなり行き当たりばったりで作り上げた感じ。作曲の取り組み方自体にも、いろいろバリエーションがあっても良いと思い、あえてそんな感じでやってみました。

そして一月ほど前に作ったその曲を、早速先日入手した新音源で作ってみました。
今回は木管のアンサンブル。フルート、イングリッシュホルン、クラリネット、バスクラリネット、バスーンの5声です。
もともと、YouTubeはモノラルになってしまうので、音そのものは決して良くはないですが、それでも少しはリアルな音色になったのがわかるでしょうか。今回はエフェクトもかけず、HSOの素の音のままで作ってます。

ただ、この音源、特定のノート、ベロシティでノイズが載るときがありますね(例えば2分27秒付近のフルート)。今回はそのまま録音してしまいましたが、元々そういう品質だとすると、ちょっと残念な感じ。
もちろん、まだまだ私のDTM技術が足りないのか、バランスや表情付けもちょっといまひとつの部分もありますので、今後ともいろいろ研究してみるつもりです。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 28, 2008

オーケストラを買ってみた

曲を書けば、なんとか演奏して欲しいもの。
合唱はまだしも、器楽となると生演奏の機会はそうそうありません。その昔からDTMみたいなことは好きでやっていたんですが、最近もうちょっと力を入れて音楽制作みたいなことをやってみたくなりました。つまり、生演奏されないなら自分でPC上で作ってしまえ、というわけです。

そんなわけで、オーケストラを買いました。もちろん本物でなくて、PC上で鳴らせるサンプリング音源です。
最近かなりリアルなオーケストラのサンプリング音源が出ています。候補で考えていたのは Vienna Symphonic Library の Standard Edition(VSE) と、Halion Symphonic Orchestra(HSO)
VSLは超ハイスペック、プロ御用達の音源で、VSEはその抜粋版のようなもの。最初はかなりVSEに傾きかけていたのだけど、さすがに職業音楽家でもないのにこれだけのクオリティは必要なさそうだし(全部揃えるとすごい値段!)、ストレス無しに鳴らすにはPCのスペック的にも厳しそう。
結局、オーケストラ音源としては比較的マイナーなHSOを購入しました。(一般的には、ガーリタンとか、QLSOと呼ばれているのが売れ線みたい)
HSOにしたのは、ホストアプリがCubaseなので同じ会社で相性も良いだろうし、操作性も見た感じ良さそうに思えたからです。もっとも、今持っている昔のDTM音源から比べたらどれを買ってもリアルさは雲泥の差ですけど。

まだ、十分触ってないけど、やっぱりリアルですね。アンサンブルになれば、これは相当雰囲気が出て来そう。いろいろ触っていたらオーケストラの曲でも書いてみようか、という気分になってきました。
楽器単体では、そばで鳴っているような臨場感というより、きれいに整頓された音色って感じで、一般性の高い作りになっているような気がしました。
打ち込みでの実際の表現付けのところでは、真面目にやればそれなりに苦労しそうですが、人に聞かせるには十分なクオリティがあると思います。(昔のDTM音源だと、「音が変」とかすぐ突っ込まれたし)
ただ、音色や奏法の種類の把握、コントロールの仕方、セッティングしたデータの管理方法など、使いこなすにはもう少し時間がかかりそう。ある程度把握できたら、室内楽っぽい編成からトライしてみる予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番/ユンディ・リ&小澤征爾&ベルリンフィル